口から食べるもので私達の身体はできている
そんなの百も承知だけど、身体にとって何が良いのかわからないし、これまで何十年も罪化せねてきた不摂生を正していくのも大変。
でも、やっぱり人間にとって「食」が大切なのは間違いない。
というわけで、2021年は「身体と心に良い食事」というものと真摯に向き合っていこうとふーさんと決めました。
朝マックのソーセージマフィン好きの私達、果たして頑張れるのか(笑)
薬に頼らずパニック障害を治したい
精神薬、睡眠薬を断薬してからというもの、パニック障害(発作)を治すためにあらゆることをやってきたふーさん。それでも慢性的な不調は全然治らないし、ちょっと良くなったと喜んだ矢先にどん底に突き落とすような発作が起きる、身体が動かずにメンタルも削ぎ落とされる。
なんとかこの負のループを断ち切りたいと調べ続けた結果、たどり着いた答えが「食事を変える」でした。
パニック障害や、パニック障害から併発したうつ病とかを治す方法に「絶対にこれ」という正解はないと思います。治療方法や薬も人によって合う合わないもあるし、年齢や性別、症状だって百人いれば百通りありますし、自分のやっている治療を信じるか信じないかのプラセボ効果だってあるはずです。
でも、メンタル疾患を治すための方法を調べていけばいくほど「身体に良い食事」は避けて通れないことを痛感しました。
薬を飲んで症状が安定している人や、生活習慣を変えたくない人、好きなモノを食べるのをやめられないという人はこの記事をスルーしてください。でも、このブログにたどり着いたということは、少なからず精神薬や睡眠薬に疑問を持っていたり、どうやったら病気を治せるのかや、薬を減らしたい、断薬して体調が悪くてどうしていいかわからないという方だと思います。
正解はないけどそれならできる限りのことを手当たり次第やろうよ、というのが相方ふーさんの病気へのスタンスです。
3年前から続けていたゆるい糖質制限
もともとふーさんは断薬後の絶不調の中、がん患者や難病患者のフォーラムに足繁く通ったりしながら、がんを治すための食事療法などいろんな勉強をしていました。
そもそもふーさんは減薬しているとき(2014年頃)からすでに、「オーソモレキュラー(分子栄養学)」、2015年頃からは「高濃度ビタミン療法」「ゲルソン療法」などにたどり着いていました。
本当にすごい人です。
勉強熱心というより、気になることに対して尋常じゃない集中力を発揮して、講演会で話せるんじゃないかというレベルまで知識を深堀りしていくタイプです。
当時から、なるべく糖質を減らしたり、タンパク質が多い食べ物を選ぶようにしたり、マルチビタミンを飲んだり、低速ジューサーで作った人参ジュースを飲んだりしていました。(これ以外にもふーさんが試してきた食事療法は色々ありますが、また別の記事でご紹介しますね。)
でも、この栄養療法が本当に正しいのかふーさん自身も確信が持てずに、なかなか徹底化することができずにゆるいやり方しかできていませんでした。
そんな中、2020年冬に私がパニック障害のことを調べていたときに藤川先生の本と出会いました。本を読んでみると「なにこれ!ふーさんがずっと言ってたことがそのまま書いてある!」と驚きました。
うつ病もパニック障害の原因が栄養不足
日本人は栄養不足、、、そんな内容に衝撃を受けました。
でも読めば読むほど「なるほど、、、たしかに、、、」と思わざるを得ないことばかりで、読み終わる頃には「これやってみよう!!」と、一縷の望みをかけることを決心しました。
「糖質制限」「高タンパク質」「メガビタミン」は、ふーさんが自分なりに調べて取り組んでいた内容と酷似していました。
ふーさん自身も藤川先生の本を読んで「自分のやってきたことが間違いじゃなかった」と確信が持てたらしく、だったら本格的にやってみようということになりました。
昔から、ふーさんが言ってたのにどこか信用してなかったクソな私。
結局、医師や第三者の声が無いと信用してあげれてないという、サポートする側の人間として最低なマインドでした。
もっと私がふーさんの言っていることを素直に受け止めて、実行していたらもっと早く体調が良くなっていたかもしれません。
オーソモレキュラーと藤川理論の食事スタート
このような流れで、私達は去年の冬から「オーソモレキュラー」や「藤川理論」等をベースにした栄養学を取り入れた生活をスタートしました。
簡単に言うと”タンパク質とビタミンをたくさん摂取して糖質を減らす+α”という方法です。
【増やしたもの】
タンパク質の多い食べ物、プロテイン、ビタミン剤、良質な油、ミネラル
【減らしたもの】
糖質の多い食べ物(ご飯の量を減らしたり、白いパンを食べない等)、牛乳
これを始めてから体調に変化がジワジワでてきました。とくに、私まーさんへの影響は目まぐるしいものがあり、風邪を引かない、アレルギー症状が減る、肌あれが治る等の変化をすぐに感じました。
でも、ふーさんはもともとの不調レベルがとても高いので、上の方法を試みをしても劇的に体調がよくなることはなく、ゆっくりゆっくりのペースで改善しています。
体力も体調もなんでもが悪い状態からスタートしているので、焦りは禁物ですね!
藤川理論を徹底的に勉強する
何冊も本を出されているのでご存知の方も多いと思いますが、広島県でクリニックを開業されている藤川徳美先生の理論です。
私達が最初に手にしたのがこの「うつ消しごはん―タンパク質と鉄をたっぷり摂れば心と体はみるみる軽くなる!」でした。
パニック障害になった人の多くは、遅かれ早かれ「うつ病」という診断名が付くようです。病院の先生に診断されなくても、いわゆるうつ病のような症状(無関心、意欲の低下、不安や焦り、飲酒量が増える、身の回りのことができなくなる等)が出てくると思います。
ちなみに、ふーさんはパニック発作を起こしたのをきっかけに「パニック障害」の診断を受け、投薬治療を何年も続けてきました。そして「うつ病」「統合失調症・双極性障害の一歩手前」という診断を受けたそうです。
※ふーさんにとって当時のことはあまり思い出したくない記憶らしいので、ここでは深く触れません。過去のトラウマと向き合うのは体調が良くなってから。
日本の栄養学は間違いばかり
(ここからは日本のこれまでの間違った栄養学についてプチディスりです)
これまでTVの健康番組や雑誌や本に載っていたり、学校で習ってきた栄養学といえば「バランス良く」「カロリーを押さえて」「野菜をたくさん」「肉はほどほどに」「減塩」とかですよね。
わからんでもないです。カロリーが低い物を食べてたらなんとなく病気にならなそうですし、野菜を食べれた健康にもなりそうなイメージです。
※実際に私もダイエットをさんざん繰り返してきましたが、そのたびに「こんにゃくダイエット」とか「サラダしか食べない」のような偏った方法をしていてリバウンド体質です(苦笑)でも今思えばそれは大間違いでした。
人間にとって大切な「タンパク質」と「ビタミン」と「ミネラル」を摂取せずして、健康な身体は手に入れられないと、ふーさんから教えてもらうまで気にもしていませんでした。
卵を1日1個以上食べたらダメとか言ってる栄養士さんは、私の中では時代遅れ認定してます(失礼)
これからの目標
ふーさんは、若い頃からお酒とタバコで生きてきて結果パニック障害を引いて、私はダイエットこじらせ系難病持ち女です。
この2人がこれまでのゆるいやり方ではなく「低糖質・高タンパク質・高ビタミンを意識したストイックな食事」に切り替えます。
私達の中では「こうすれば体調改善するはず」という正解がほぼ決まっています。いろんあアイテムも取り揃えています。あとはストイックにできるかどうか!
これから自分たちの身体を実験台にして、新しい栄養学に基づいた食生活に切り替えていきます。パニック障害やメンタル疾患で薬に頼りたくない、薬以外で治る方法を模索している方の参考になる情報を発信していけたらと思っています。
果たして成功するのか乞うご期待。