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これは離脱症状?断薬しても消えない「めまい」が酷くて救急病院に行ってきた

2023年、明けましておめでとうございます。

2022年まで、panilogs.comというドメインでブログ更新をしていましたが、2023年になり心機一転やっていこうということでドメインとタイトルを変えました。

panilove.com

が新しいドメインになりますので、よろしくお願いいたします。

あっという間に2023年になりました。

コロナやインフルエンザの感染者が増えてきたことや、インバウンドで外国人が増えたこともあって、人が多い場所に行くのがちょっと怖くなってるふーさん。本日1月9日の時点で、まだ初詣に行ってません。

”ただでさえ体調ずっと悪いのに、感染でもして今以上に体調悪くなるとか想像するだけで怖いよ。どうせ元気な人にはわからないよ。”

というふーさんの気持ちに寄り添い、世の中の初詣シーズンが終わった頃に初詣に行ってこようと思います。お参りに行かなくたって、心の中で祈ればいいのよ。

そんな感じの新年ですが、今回はタイトルに書いているように「ふーさんのめまいが酷くて救急病院に行ってきた」という内容です。

離脱症状?めまいで救急病院に行ってきた話

えーー、ふーさんは断薬成功者で、なんかツイッターでもいろいろニュースのこととかつぶやいてるんだし、もう結構元気なんじゃない?

と思われるかもしれませんが、実際は全然そんなことないです。日々、これ以上体調が悪くならないように、無理しない、身体に悪いモノは極力食べない、お出かけもほぼしない、行くのは朝の散歩と整体院くらいに、まるでお年寄りのように家でじっとしています。

それだけ気をつけて毎日を過ごしているのにも関わらず、突然やってくる

「これまでと違う不調」

今回は、1月5日の夜に起こっためまいについてです。

夜に襲ってくるめまいと多発症状

その日は私の仕事が休みで、ふーさんと一日一緒。ふーさんは、ノートパソコンで”信長の野望”をしながら過ごしていました。(ふーさんは子供の頃からゲーム好き)

夕方になって「なんかフラフラする・・・」と、めまいの症状を訴え始めるふーさん。

今日はめまいがキツイのか、、、と心配しつつ、お風呂の時間になったので私は一足先にお風呂場へ行きました。しばらくすると、フラフラフラフラしながら脱衣所で服を脱ぐふーさん。

(私達は基本的に一緒にお風呂に入っています。エロとかじゃなくて、お風呂で体調が悪くならないための安全のためです)

お風呂上がっても、頭全体がグワングワンするようなめまいと、それに伴う吐き気。手足も冷たくなってきて力も入らなくなってる状態でした。

もちろん夜ご飯を食べるようなレベルではなく、ふーさんはホットカーペットの上でジッと耐えるように呼吸法をするだけ。

体調が悪くなるとバイタルチェックするんですが、血圧が170まで上昇!

1時間以上ずっと横になっている安静時に、過去最高の血圧の数値に達しました。

これまで、どれだけ体調が悪くても1時間も経てばジワーッと症状が安定してくるんですが、今回は治まったと思ったらすぐにまた悪化、を何回も繰り返していて全然体調が改善しない。

救急車呼ぶ?自分で病院に行く?それとも自宅待機?

うーーーん、このまま家で落ち着くのを待つのか、病院に行くべきなのか。

いつも迷う。

家で様子を見る
救急車を呼ぶ
車で救急病院に行く

この3択に正解はないんですが、私は

「いつもと同じように、あと少ししたら症状も収まるだろうし、今回はもうちょっとこのまま様子を見よう」

と最初に思ってしまいます。

これまで、ふーさんの体調が悪化したときに何度も救急車を呼んだことがあるんですが、119に電話した直後に症状が落ち着いて慌てて救急車依頼を断ったことが何回もあったり、救急隊員さんが到着してバイタルチェックをしてくれているときに「やっぱり病院は行きたくない、、、」とふーさんが言って断ったこともあります。

そういうことを繰り返していると、つい「今回も様子を見よう」という判断になってしまうんですよね。

でも、これって当事者(ふーさん)にとってはものすごく怖いことなんですよね。

いざというときにもこいつらは救急車を呼んでくれない、という生活上の不安要素を作ってしまうことになるからそれも避けたいところ。

ということも踏まえて、いつも判断に悩みます。

ちなみにふーさんは、いつもと違う症状が出て自分でコントロールするのが難しそうなときには

「救急車呼んで」や「病院連れて行って」

と言います。

この不調で死ぬことはないと思っているし、ふーさん自身もあとから振り返ると「死なない」ってわかっている。

でも、自分の感覚で「いつもと比べてありえないくらいレベルが違う」という異常な症状が出ると、これやばい、死ぬやつやん。と焦って、余裕がなくなって、頭も回らなくなって、救急車を呼ばないとと思うそうです。

たしかに、万が一このまま意識が無くなってしまうと私やお母さん2人だけだではふーさんを病院まで運べないし、だったら救急車を呼ぶしかないですよね。

病院に連れて行ってというときは、まだ自分でなんとか階段を降りて車に乗り込めるくらいの余力があるときのみです。

車で救急病院に行くことにした

結局、どれだけ時間が経過してもふーさんの血圧は高いままだし、手汗、しびれ、めまい、吐き気が続いていて、これはもう病院行ったほうがいいだろうと判断して、ふーさんのお母さんに家の前まで車を持ってきてもらいました。(20:15頃)

ふーさんはキツすぎて動けない。

動くとめまいが酷くて少しでも症状が軽くなるタイミングまで待つこと約50分。21:00過ぎてようやくふらつくふーさんを抱えながら、車に乗り込んでいざ出発。

体調悪くなったときにいつもお世話になっている救急病院へ行きました。(車で約10分の距離)

運転手・・・ふーさん母
後部座席(右)・・・ふーさん
後部座席(左)・・・私

パルスオキシメーターを指につけたまま、脈拍とにらめっこしつつ病院までの約10分間。ふーさんは苦痛の表情でただひたすら呼吸を整えることに集中していました。

奇跡的に待ち時間ゼロの救急外来

病院に到着してもふーさんのめまいは変わらずひどい。

いったんふーさんは車内に残したまま、夜間受付のスタッフさんに待ち時間を尋ねると、奇跡的に待っている患者さんがゼロとのこと。

まさかの朗報に私歓喜!

患者さんが少ないっていうことは、コロナやインフルエンザの感染症の人との接点が少なくて済む!ふーさんの不安が減る!!

※前回この病院に行ったのが3ヶ月前の2022年9月。
時間はほぼ同時刻の21時過ぎだったのですが、患者さんが多くて2時間以上の待ち時間があるとのこと。待合室のベンチに座っているのもきつくて、結局その時は診察を受けずに帰宅しました。

急いでふーさんが待つ車まで、借りた車椅子を押しながら迎えに行きました。

そのまま受付→救急外来の待合スペースに移動→血圧測定(なんと血圧が正常値になってた!)と体温測定→その間に問診票を書く→すぐに看護師さんに誘導されて検査室→心電図検査(ふーさんは一人だと不安になるので私が付きそう)→担当の先生が迎えに来てくれて車椅子を押してもらいながら診察室に移動→診察。

という神がかったスピーディーな流れ。最初の受付をしてから診察室に行くまでたぶん15分くらいでした。

脱水症か自律神経の乱れかも

担当してくれたお医者さんは、マスクをしててもわかるくらい若い雰囲気の優しい雰囲気あふれる男性医師でした。

そもそも、検査室から移動するときにふーさんの車椅子を押してくれる先生。私の経験上、こういう患者さんの介助って看護師さんが担当して、基本的にお医者さんはあまりやらない業務なんですよね。

なので、心電図を取ってくれた看護師さんも「あっ、先生ありがとうございます!」みたいな感じでお礼を言ってて、なんかこういう高圧的な雰囲気がない先生っていいなぁと感じました。

実際問診の時も、ふーさんの細部に渡る病状の経緯や、減薬断薬をして薬に対して抵抗があること、不安なことについて等の話を、じっくり傾聴してくれました。

先生としては「脱水とか自律神経のバランスの問題でしょう」という話でした。

たしかに、脱水は当てはまる、、、

エアコンと石油ストーブで23℃くらいにキープされたあったかい部屋で、ホットカーペットに座ってるのが在宅での基本過ごし方のふーさん。汗をかいてるつもりがなくても、絶対に身体の水分は蒸発して失われていたはず。

さらに、ここ最近は利尿作用のあるコーヒーをたくさん飲んでるわりに、補水液の飲む量が少なかった、、、

もともと体内の水分量が圧倒的に不足しているふーさんは、夏場10分くらい外作業をするだけで熱中症になってた。ふーさんは水分補給が大切なのに、ここ最近補水液を飲んでもらうのを促してなかった、、、

そして、体調不良に大きく影響があることに「ストレス」があるとのこと。

診察中に少し落ち着いてくる

診察中にいろいろ話を聞いてもらっている間に、ふーさんの体調も少しずつ落ち着いてきました。心電図検査でもとくに異常がなくて、今回のめまいは循環器系の疾患が原因でもなさそうということがわかったこともひとつの安心材料になりました。

その日の救急外来に患者さんが少なかったこともあって、先生もふーさんの話をじっくり聞いてくれたのも良かった!

診察室を出る頃にはふーさんの顔色も良くなってる!

最初はひとりで車椅子に座るのも難しいくらいフラフラしてたのに、帰る頃には自分で車椅子を動かせるくらいに回復しました。

会計を待っている間、「いずれ車椅子生活になったときのために」と笑いながら車椅子の運転に精を出すふーさん。(待合室には他の患者さんはいなかったので迷惑にはなってないはず)

とにかく元気になった(T_T)

診察代も、初診料と心電図検査だけだったので2,500円くらいで済んだ!

私とふーさん母よりも先に、自分で車椅子を動かしながらハイスピードで車に移動するふーさん。ほんっとうに良かった。1時間前までの苦しんでた姿が嘘みたいに元気になった!

血圧もほぼ正常値まで戻ってご機嫌のふーさん。

(いや、全然元気ではないんですけどね。めまいはまだ続いてるし動いて動悸もしてるんですけどね)

帰宅後は、ちょっとご飯食べようかなということで、いつもより少なめの夜ご飯を食べて、寝る準備をして、めまいはありつつもなんとか眠ることができました。

連日連夜のストレスと不眠で体調悪化

今回担当してくれた先生の一言。

「いろんなストレスが体調に影響してるはずです。」

ふーさんのストレスの原因はいろいろあれど、一番のストレスの原因は「私」だと思っています。自分を過小評価とかではなく、リアルの私はふーさんのストレスの要因になっています。

今のふーさんは、仕事とかできる状態ではなくただひたすら体調がこれ以上悪くならないように安静に安静を重ねて過ごしてる療養中の身です。

時々、体調がちょっと良くなったり気分が乗ってるときには、田舎にある秘密基地(いずれ田舎暮らしをするための場所)で農作業をしてみたり、なんとなーくごまかしながら生きています。

生活も、無理せず、不摂生せず、食事も節制して、お酒も飲まず(飲めず)、人と会うこともほぼなく、出かけることもほぼできず、そういう超ストイックな毎日を過ごしているのになぜ体調が崩れるのか。

当事者がいくら頑張っていても、一番そばにいる存在の家族や恋人の協力や理解が得られなかったら、それだけですごくストレスになります。

安眠したくてもすぐに目が覚める上に、隣でお気楽にイビキをかいて寝てる人(私)がいたり、音に過敏なのに食器の音をガチャガチャたてる人(私)がいると、余計なストレスを感じないといけなくて、存在自体もうっとおしくなるはずです。

睡眠不足になるもの当然。

安心して闘病できる環境つくり

ふーさんのストレスの原因にならないのが一番なんですが、どうしても意識レベルの低さでストレスをかけるような言動や行動をしてしまう。。。

ふーさんのことを100%理解するのは無理です。
(向精神薬を飲んだこともなくて、減薬や断薬もしたことがない、離脱症状の経験もない私が「きついんだよね、わかるよ。」なんて軽はずみなことは言えない)

でも相手の立場を想像して、どうして欲しいかなと考えて言葉をかけたり行動したりすることはできるはずです。

まとめ

ふーさんと何年一緒にいても、未だにこういうことを言わないといけない自分に恥ずかしさを感じつつ、もっと寄り添いに徹したいと思います。

あとは、脱水症とか細かな体調の変化にもっと早く気づけるようになろう!と心に誓った2023年の初めでした。

【追記】
久しぶりに救急病院を受診したんですが、今回も対応してくれた受付さん、看護師さん、先生みなさんが優しかった。

いつかお金持ちになったら真っ先に救急車を寄贈しようね!とふーさんと話しています。

ABOUT ME
まーさん
福岡県田舎在住の自由人 ふーくんと猫をこよなく愛し、家業を手伝いながら気ままに生きています。実は私自身が難病患者です。 全国規模のTVに出演経験有りの地元じゃ有名人 胸は無いけどハートはボイン女子

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