はじめまして。このページを開いてくれてありがとうございます!ブログの管理人「まーさん」と申します。
このブログは、パニック障害の診断を受けた「ふーさん」と、ふーさんと付き合っている私「まーさん」の2人で書いている”パニック障害の闘病記録”です。
この記事では、ブログの説明と、わたし「まーさん」について書いていきます。
ブログ「愛した男がパニック障害」について
まずはブログについて簡単なご説明を。(詳細はこちら↓をご一読ください!)
私自身はパニック障害ではなく(持病はありますが)、日々あらゆる不調に悩まされているふーさんの心と身体のケアをしながら過ごしております。
ふーさんと出会ってから9年弱。
付き合い始めて4年。
このブログでは、その間に起こった様々な出来事(生々しい内容たくさんあり)を書いていく予定です。
※奇跡的にも1998年同じ頃に撮影した写真。当然この頃は出会っていません、、、が街ですれ違ってたかも
ちなみに、私とふーさんはブログで顔出ししています。
メンタル疾患系ジャンルのブログでは顔出ししていない方が多い印象ですが、自分たちの言っていることの信憑性を高めたり、どんな人が書いているのかわかってもらったほうが、なんとなく良いかなぁという意味を込めて顔出しして配信しています。
※顔出ししていない方が悪いとかではないですっ!現在進行系で治療中の方が、ご自分のメンタル疾患のことを書くこと自体すごく勇気とエネルギーが必要なことなので、ブログ配信しているだけでもすごいことだと思います。
顔出ししてるのは
”いつ死ぬかわからないから、生きてるうちにできる限りのことをやっとけ”
という思いからです。出し惜しみなしでこれから生きていく所存です。決して自己承認欲求の行き着く先ではございません(笑)
主に発信していること
このブログで発信していく内容は主にこんな感じです。
*サポート側(まーさん)視点の闘病記
*パニック発作が起こったときの対応
*減薬、断薬、離脱症状について
*日々できること(食事、運動、睡眠)
*私が考えていること
ブログを通して伝えたいこと
このブログを通して伝えたいことは、ズバリ
「メンタル疾患からの復活の大変さと、サポートすることの大切さ」
です。
このブログに辿り着いて読んでいるあなたは、きっとご自身がパニック障害やうつ症状がある、もしくは、大切なご家族や恋人、友達、知り合いが病気で苦しんでいるという状況ですよね。
どうやってこの病気と付き合っていけばいいのか、これから先のことを考えると不安でいっぱいになる、という方がほとんどだと思います。
そんな方たちにとって、私たちが経験してきたことが何かしらのヒントになるように情報をシェアしていきます。
まーさんのプロフィール
このブログで扱っていく内容が心や身体に直結するようなシビアで繊細なテーマなので、書き手の私自身のことを少しでも知ってもらっていたほうが怪しさが減るといいな、という思いも込めています。
というわけで、これから少し私の自己紹介をさせてください。
まーさんの基本情報
年齢: 39才(2019年11月現在)、結婚歴なし、子供なし
生息エリア: 福岡の田舎
持病: 25才頃、指定難病の病気であることが発覚。毎日、血液サラサラのお薬を飲んでます。
仕事: メインの仕事は医療事務。兼業で、パートナーふーさんの仕事を手伝い中。
性格:おおらか(大雑把)、フレンドリー(八方美人)、のんびり(時間にルーズ)、お世話好き(おせっかい)
趣味:マッサージ(フットセラピー資格取得)、猫と遊ぶ(保護猫活動中)、外国語を勉強する(英語とドイツ語を勉強中)、絵を描く(オリジナリティは無いです。模写が好きです)
これまでの人生
福岡のど田舎で生まれ育つ。
たくさんの人が行ったり来たりする家で育ったので、人見知りをすることなく幼少期を過ごしていました。この頃に世渡り上手の八方美人まーさんのベースが出来上がりました(笑
中高一貫の女子校に6年間通っている間に、どんどんと勉強をせずに遊ぶようになって、いわゆる「学校のお勉強」ができない頭の悪い子でした。(赤点とか余裕で取ってましたw)
高校卒業後、人生のモラトリアム期間に突入。居酒屋でバイトしたり、ニュージーランドに留学したり(このときに英語を学ぶ)、4年遅れで大学に行ったり、ドイツに留学したり(このときにドイツ語を学ぶ)、就職したりとフラフラしていました。
※どんだけ留学すればいいの?と思われるでしょう。「自分探しの旅」に出て失敗するパターンのあれです(笑)
30才を過ぎた頃から、ようやく落ち着いてきて、現在の医療機関の仕事に就きました。看護助手や医療事務やマネージメント的なことを生業としています。いわゆる何でも係みたいなものです。
その頃に、福岡の某ファンイベントでこのブログのもうひとりの管理人&私の現パートナー「ふーさん」と知り合いました。
パートナーのふーさん(パニック障害患者)とのこと
出会った当時。
私は30才ちょい。
ふーさんは35才ちょい。
福岡の某ラジオ番組のイベントで知り合ったんですが、出会ってすぐから意気投合!
意気投合のポイントは、「世の中への不平不満」(なんだそりゃ、笑)
お互いに時事ネタが好きだったり、浮かれた世の中の雰囲気に違和感を持っていたり(イベント企画する割には、クリスマスとかハロウィンとか街中が常軌を逸するイベントが苦手です)、そういう話を始めたらどこまでも話が終わらない。
出会ってから今まで、ずっと会話が途切れることがありません。
とにかく、当時はふーさんがパニック障害ということをまったく知らず、気づかず、普通の人よりもエネルギッシュな人だなぁという印象でした。
ふーさんと出会ってから
そもそも、自分が主役になったり目立つことは興味がないけれど、人をまとめたり、何かの役割を担うのが割と好きなタイプなので、ふーさんと意気投合してからいろんなイベントを企画したりするようになりました。
※目立つのが好きじゃないと言いつつ中学生時代は生徒会長をしていたので、自分で自覚していないだけで実際は目立ちたがり屋なのかもしれません(笑
閑話休題
その後も、ふーさんからIT技術?を教えてもらいながら、自分の趣味についてのブログを書いたりしていました。
一緒に仕事をしていくうちに、ふーさんの体調がイマイチなときが出てきて、実は「パニック障害と診断されたこと」「薬を飲んでいること」「体調不良のときが多いこと」を教えてもらいました。
”パニック障害なんだ”という告白を受けて
ふーさんがパニック障害ということを聞く以前から、私にとって”パニック障害”というのは身近なモノでした。
私の親友がパニック障害だったこともあって、どういう病気なのか、体調が悪くなったときにはどんな風になるのか等、パニック障害についての最低限の知識はありました。
なので、ふーさんがパニック障害と聞いても驚きませんでした。
むしろ「がんばり屋さんで、何にでも神経を使う一生懸命な人がパニック障害になりやすい」というイメージが私の中にあったので、ふーさんもきっといろいろ苦労しているんだろうなぁ、、、と切なくなった記憶があります。
とはいえ、パニック障害とわかってからも、私から見えるふーさんはいつも賢くて、行動力があって、人とのコミュニケーションがうまくて、色んな人に頼られる存在で、普通の人(いわゆる精神疾患の治療中ではない人)よりも活発でした。
※あとからわかったのですが、元気なフリをするために見えないところで薬を飲んでいたんですよね。パニック発作が出そうなときに、ポリポリ薬を噛んでたらしいです。
そういう変化に気づいてあげられなかった自分の鈍感さが情けない。。。
ふーさんの体調悪化
私と会った頃は詳しくはふーさんのブログにも書いてありますが
https://panilove.com/about/patient-profile/
私と出会った頃のふーさんは人生のどん底のどん底もいいところ。
仕事がうまくいってない、体調もどんどん悪くなる、家族に弱いところを見せれずストレスが溜まる、うつ病状態に陥る、それをごまかすためにアルコールと薬を一緒に飲んでさらに体調悪くなる。
細木数子風に言うと「大殺界真っ只中」状態。
それでも、その最悪な状況からなんとか抜け出したいというふーさんの正直な気持ちを聞いていました。
ふーさんの体調が目に見えて悪くなってきた頃、私の親友が自死したことで、ますます「ふーさんには同じような道を進んで欲しくない」と思うようになりました。
減薬・断薬することを選ぶ
その後、病気を克服するためにどうすればいいのか、ふーさんと一緒にいろんな本を読んだり、同じパニック障害闘病中の方のブログを読んだりしながら、たどり着いたのが
「減薬・断薬」
でした。
きっとこのブログを読んでいる方も、一度は考えたことがあるであろう「減薬・断薬」です。あの頃はもう「パニック障害を治すためには、最終的には薬に頼ってたらダメだ!なんとか薬の無い人生を送りたい!」という思いでいっぱになっていました。
もちろん、減薬断薬に付随する「離脱症状」についてもいろいろ勉強はしていました。
これについては今後何度も違う記事に書いていきますが、サポートしてくれる人や、協力してくれる医師、安心できる環境などが揃っていない方は、安易に取り掛からないほうがいいと思います。
知識と、受け入れ環境と、なにより「治したい」という覚悟ができるまではちょっと保留しましょう。
ふーさんから離れるという最悪の選択
ふーさんが減薬、断薬をしている中、予想していたとおり”離脱症状”が現れました。
食欲不振、体重減少、気分の落ち込み、不定愁訴、感情のコントロール不能、うつ状態、希死念慮、、、
とにかくたくさんの症状が発現して、そばにいる私の想像キャパを完全オーバーしてしまいました。
私の知識がなく、覚悟がないがゆえのキャパオーバーです。
ふーさんがどんどん落ちていってる状況と、とくに感情コントロールができずに怒りやすくなっていた本人が一番きつい時期に、
「私だってきついもん!もう無理っ!」
という心境に陥って、ふーさんとどんどん距離を置くようになりました。最悪ですよね。一番やっちゃいけないことを、一番やっちゃいけないタイミングで実行した私。
こういう自分の最低な過去があるので、覚悟ないのにパニック障害の人のサポートをしないほうが良い、と言いたいです。
このことについても別記事で詳しく書きます。
いろいろあって現在に至る
その後、ふーさんは奇跡的にも一番最悪な状態から脱しました。
私に恨みがあるはずなのに関係を修復しようと努力してくれて、私も自分自身のことを猛反、人生を一緒に歩いていこうと今こうやって一緒にいます。
支離滅裂な内容になってますが、これが私のプロフィールを、ふーさんとの関係になります。
下の写真を見ると、ふーさん元気そうやん!って思う方も多いかもしれませんが、これは比較的元気なときの写真です。完治したか?寛解したか?と言われたら、まったくそんなことないです。
不規則に襲ってくるいろんな不調を感じつつ、それを無理しながら、なんとかコントロールしながら毎日を過ごしています。気を抜く時間はありません。
(私はすぐ気を抜いてヘマしちゃいますがっ 汗)
まだまだ「寛解」と言えるまでの道のりは遠いかもしれませんが、一日24時間の中でほんの一瞬でも楽しみを感じてもらえるように、日々できることをやっていこうと思います。
ブログを読むときに大切なこと
最後にお伝えしたいこと。
何度も言いますが、このブログはパニック障害のパートナーを持った私が経験したこと、学んだことをもとにした内容です。もちろん、私と違う考えを持たれる方もたくさんいらっしゃると思います。
あくまでも私の個人的な考え方をベースにしているので、発信していることすべてを盲信せず、「こういう考え方もあるのか」くらいで捉えてください。
パニック障害やうつ病のような病気に対して、いろんな情報が飛び交っていますし、何かを信じすぎることは時として危険になります。減薬や断薬ひとつをとっても、うまくいく人もいれば、失敗して死にそうになる方もいます。
人が考えている中に「正解」はない
あくまでも、ひとりひとりの方が自分の方法を見つけて、納得して、自己責任で最善を尽くしかないものだと思います。
みなさんの今の症状が悪化しないように、少しでも”普通”の時間を過ごせるように、そばにいる人(家族、恋人、友達)がサポートすることの大切さが伝われば、と願っています。
長くなりましたがプロフィールと、このブログで伝えたいことでした。
読んでくださってありがとうございました!